豊かな高齢社会をめざす総合生活提案館

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「かまって『ひろちゃん』」は、さまざまな研究機関・介護施設などの協力を得て、開発・製造した赤ちゃん型ロボットです。
外観は「ぬいぐるみ生地」に覆われており、内部に取り出し可能な制御ユニットが納められています。外部をぬいぐるみ生地で覆うことで、これまでの介護用ロボットと大きく異なり、安価かつ耐久性に優れた構造になっています。
ゆりかごのように抱っこをして左右に揺らしたり、高い高いをしてあげると、内蔵の加速度センサーがそれを検知し、「ひろちゃん」は上機嫌になります。また、放置していると退屈そうな声を出します。結果的に、あやせばあやすほど笑い声が得られるというものとなっています。
さらに、最近の研究では、利用者様のみならず介護職員の業務負担軽減や、精神的健康の改善にも寄与することが確認されており、介護職員のウェルビーイングの向上や施設で提供される介護サービスの質の向上が期待されます。
このように、介護を受ける側、介護する側、双方にとって良い効果が期待できるロボットです。
シンプルな構造なので、取扱やすく、介護職員のみで継続的に運用できることも大きな特徴です。

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