●概要
喉頭がんや気管切開、ALS、麻痺等により話すことができない方の発声を補助する器具です。器具が声帯の代わりとなる「ブー」という振動音を作り出します。振動する部分を喉に当てることで、その振動音が口の中に伝わり、口と舌を動かすことで声になります。
●特徴、優位点
・日本で生まれた電気式人工喉頭。国内メーカーとして迅速なアフターサービスをいたします。
・S-1モデル、G-1モデルからよりスタイリッシュにモデルチェンジ。
・人の声には、声の柔らかさや聞き取りやすさを生み出している細かい音の変化(ゆらぎ)があり、それを付加した音を出すことで、より聞き取りやすい柔らかい声を実現。
・G-2モデルは、指によるスイッチ操作により、音(声)の高低(抑揚)をつけることが可能。
・S-2モデルでは、スイッチ操作により予め記憶してあるメロディを再生し、簡単に歌を歌える機能がある(ハッピーバースデー、北酒場の2曲)
・喉に当てる部分に丸みがあるため、他社製品と比較して声が響きやすい。
・使用頻度の低いスイッチ類を裏蓋に収納しているため、持ちやすくシンプル。
・毎回電源を入切しなくても、操作スイッチを押すだけですぐに話すことが可能。
・文字表記やダイヤルが大きいため、高齢の方でも見やすく、操作がしやすい。
●適応
何等かの理由で話せない方でも、口と舌を動かすことができれば使用することが可能です。
※首元の皮膚の状態によっては声が響きにくい場合があります。その場合は、振動する部分を頬にあてるか、オプション品のパイプアダプターを取り付けることで、音を直接口の中に響かせることができるため、話すことができるようになる可能性があります。
※手などに麻痺がある方は、周りの介護する方やご家族が、ご利用者様の喉に器具を当ててあげる必要があります。
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